ICMPのポート番号、Type / Codeの種類とメッセージの意味について

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ICMPのポート番号

TCP/UDPとは異なり、ICMPにはポート番号という概念はありません。その代わりにTYPEと(TYPEによっては)CODEがあります。

このTYPE/CODEにはメッセージが紐付いており、これらのメッセージの意味を以下の一覧にまとめました。

なお、ICMPのTypeはRFC792、RFC950、RFC1256、RFC1393、RFC1475、RFC1812等で定義されています。

ICMPのTypeの一覧

Type Message Used for
0 Echo Reply Type 8を投げてきた送信元ホストに対し、Type 8をもらった旨を返信する
3 Destination
Unreachable
送信元ホストに対し、ネットワークやホストの設定によってその通信が
できないことを知らせる
4 Source
Quench
NW機器が輻輳した際、送信元ホストに対し、輻輳した旨を知らせる。
このメッセージを受信したホストは通信速度を落とすことがある
(アプリの作り次第)
5 Redirect より良いNextHopがあることを知らせる
8 Echo Request IP Reachabilityの確認をする
9 Router
Advertisement
NW機器が、ホストに対して自身のアドレスがDGWとして
使えることを知らせる(マルチキャストが一般的)
10 Router
Solicitation
Router Advertisementを送信してもらえるように
NW機器へ要求する(マルチキャストが一般的)
11 Time
Exceeded
通過するNW機器が多すぎる、もしくはルーティング
ループが発生しているため、TTLが0になりパケットが
破棄されたことを送信元ホストに知らせる
12 Parameter
Problem
パケットのパラメータエラーが検知され、パケット
が破棄されたことを送信元ホストに知らせる
13 Timestamp このパケットを送信した時間(起点タイムスタンプ)
を記載したパケットを相手に送る
14 Timestamp
Reply
Type13を投げてきた送信元ホストに対し、Type13を受信した時間と
Type14を送信する時間を追記して送り返すことで、相手が
往復時間を知ることができる
15 Information
Request Message
RFC1812により廃止(obsolete)
DHCPのほうが有用なため
16 Information
Reply Message
RFC1812により廃止(obsolete)
DHCPのほうが有用なため
17 Address Mask
Request
サブネットマスク情報を要求する
18 Address Mask
Reply
Type17を投げてきた送信元ホストに対し、
受信インタフェースのサブネットマスクを知らせる

スポンサーリンク

ICMP Type3のCode一覧

Code Message Cause
0 Net Unreachable NextHopがARPに応答しない
1 Host Unreachable ホストがARPに応答しない
2 Protocol Unreachable ホストでそのプロトコル(TCP/UDP等)をサポートしていない
3 Port Unreachable ホストでそのTCP/UDPポートが空いていない
(ただ、主流の実装ではTCPポートが空いていない場合は
TCP Resetを返すことが多い)
4 Fragmentation
Needed and
DF set
IPパケットサイズがそのNW機器の通過する
インタフェースのMTU値を超えるが、フラグメンテーションを
許可しないDF bitが立っている
(Path MTU Discoveryで使われる)
5 Source route
failed
IPオプションのソースルーティングがNW機器上で
許可されていない
6 Destination
Network
Unknown
宛先NWアドレスのルート情報が無い
(デフォルトルートすらない)
7 Destination
Host Unknown
Code 6と同義
8 Source Host
Isolated
送信元ホストが隔離されていることを知っている
(このコードは現在では廃止されたとされている)
9 Destination
Network is
Administratively
Prohibited
宛先ネットワークへの通信がACLで拒否されている
(このコードは現在では廃止され、Code13の利用が推奨されている)
10 Destination
Host is
Administratively
Prohibited
宛先IPアドレスへの通信がACLで拒否されている
(このコードは現在では廃止され、Code13の利用が推奨されている)
11 Destination
Network
Unrechable for
Type of Service
指定したToS値では宛先ネットワークに到達できない
12 Destination
Host
Unrechable for
Type of Service
指定したToS値では宛先ホストに到達できない
13 Communication
Administratively
Prohibited
宛先ネットワークへの通信がACLで拒否されている
14 Host
Precedence
Violation
ホストが送出したパケットにあるIP Precedence(ToS)
の値が許可されていない(First Hop Routerがホストに通知することに
なっている)RSVP等を想定
15 Precedence
cutoff in effect
ホストが送出したパケットにあるIP Precedence(ToS)
の値が、許可されている最低値よりも低い

スポンサーリンク

ICMP Type5のCode一覧

Code Message Used for
0 Redirect Datagram
for the Network
NWアドレス単位でのリダイレクト
1 Redirect Datagram
for the Host
ホスト単位でのリダイレクト
2 Redirect Datagram
for the ToS and Network
特定ToSのNWアドレス単位でのリダイレクト
3 Redirect Datagram
for the ToS and Host
特定ToSのホスト単位でのリダイレクト

ICMP Type9のCode一覧

Code Message Used for
0 Normal Router
Advertisement
通常のRA
16 Does not Route
Common Traffic
Mobile IPにおける管理通信用のルート

ICMP Type11のCode一覧

Code Message Cause
0 Time to Live exceeded
in Transit
IPヘッダのTTL値が0になった
1 Fragment Reassembly
Time Exceeded
フラグメントの再構成のため
後続パケットを待ったがタイムアウトした

ICMP Type12のCode一覧

Code Message Cause
0 Pointer indicates
the error
Type12内にあるPointer Fieldが指し示す箇所においてエラーがある
1 Missing a
Required Option
アプリ層で”必須”と設定しているセキュリティオプションが無い
2 Bad Length IPデータ長が不正な値になっている
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク