【図解/OSPF】初心者にも分かりやすいループ防止とエリアの分断/重複について | SEの道標
OSPF

【図解/OSPF】初心者にも分かりやすいループ防止とエリアの分断/重複について

エリア内のループ防止

OSPF ではエリア内では全ルータが共通した詳細地図を持ちますので、エリア内であればループが発生しません

瞬間的に各ルータのルーティングテーブルの不整合により発生する可能性はありますが、不整合はすぐ直されますので RIP のように長く影響することはまずありません。

エリア間のループ防止とエリア分断

OSPF ではエリア間のループ回避のために、エリア 0 は、他のエリアからの LSA Type3 を受信しません

このため、エリア 0 が分断される (重複している) とルーティング上で問題が発生します

具体的には、離れている Area 0 のルート情報が入ってきません

そのため、このようなケースでも Virtual Link が有効です。

ちなみに、Area 0 以外のルートが分断されても (Area 0 を跨いで重複しても) 特に問題は発生しません。

LSA Type3 は Area 0 からはどの Area にも行けるためです。

Area の番号は、0 かそれ以外かだけを押さえていればよい、ということです。

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