エリア内のループ防止
OSPF ではエリア内では全ルータが共通した詳細地図を持ちますので、エリア内であればループが発生しません。
瞬間的に各ルータのルーティングテーブルの不整合により発生する可能性はありますが、不整合はすぐ直されますので RIP のように長く影響することはまずありません。
エリア間のループ防止とエリア分断
OSPF ではエリア間のループ回避のために、エリア 0 は、他のエリアからの LSA Type3 を受信しません。
このため、エリア 0 が分断される (重複している) とルーティング上で問題が発生します。
具体的には、離れている Area 0 のルート情報が入ってきません。
そのため、このようなケースでも Virtual Link が有効です。
ちなみに、Area 0 以外のルートが分断されても (Area 0 を跨いで重複しても) 特に問題は発生しません。
LSA Type3 は Area 0 からはどの Area にも行けるためです。
Area の番号は、0 かそれ以外かだけを押さえていればよい、ということです。
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