LSAckパケットのフォーマット
OSPFv2において使われるLink State Acknowledgement(LSAck)パケットのフォーマットを以下に示します。
最初の6行(192bit=24Byte)は全てのLSA Typeで共通のOSPFパケットヘッダです。
7行目以降を見ていきます。
LSA Headers
相手から受信したLSAのヘッダ情報を相手に送信し、受信した旨を伝えます。
OSPFの信頼性
OSPFでは、TCPのような信頼性を保つために、パケットの受信を相手側に伝える仕組みがあります。
相手からのHelloパケットに対しては、相手のルータIDを含めてHelloパケットを送り返します。
DBDパケットについては、互いに空のDBDを送り合って送信を始め、その後はシーケンス番号で管理します。
LSRパケットは特にありませんが、その後に相手からLSUが来るはずなので、LSUが来なかったらLSRを再送します。
そしてLSUパケットに対して、LSAckで受信を伝えます。前述の通り、これはExplicit Ackと呼ばれるもので、 場合によってはLSUパケットに対して、LSUパケットで応答するImplicit Ackと呼ばれるものを使う場合もあります。
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